田んぼの様子

    
     アクアの米づくり
佐渡ヶ島の自然
 佐渡ヶ島は日本では沖縄本島の次に大きい島です。南北二列の山地とこの山に挟まれた平野を特徴とする、双葉のような独特な形をしています。外海府は豪快な海岸美が見どころです。外海府とは、最も高いところで水面からの高さが380mになる断崖絶壁が続く海岸のことです。荒い波に形創られた階段状の地形が発達し、多いところでは7〜8段の崖と台地が続いています。北の山地を大佐渡と呼び、アカマツ・カシなどの寒帯植物が育っています。南の山地は小佐渡と呼ばれ、ビワ・ミカンなどの温帯植物が見られます。このように、一つの島でも温度差によって様々な風景を楽しむことができるのです。

佐渡の寒桜

 佐渡ヶ島の魅力はなんといっても自然の豊かさです。自給自足に憧れて来島した私は、6年目の今もなお島の方々の自給自足精神に魅了され続けています。お米・野菜・豆などを自分で作る。身近に土があり、作物を育てている方は当たり前のように感じるかも知れません。でも、私の目には土があることがどんなに豪華なものよりも、宝物に感じます。
 6年前、島外でアパート暮らしをしていた頃、ベランダでトマトとピーマンを育てた事があります。プラスチックのプランター・野菜栽培用の土・苗を買い、わくわくした気持ちでアパートへ向かいました。早速買い物をベランダに広げ、楽しい土遊びの始まりです。土を入れ、苗をそ〜っと置いて周りに土を加えます。じょうろで水遣りをしたら土が減って苗が倒れそうになったのでもう一度土を足しました。野菜を育てる知識も経験もありません。ただ、幼い頃母が庭で作っていたとうもろこしや小学校で作ったさつまいものおいしさが忘れられず、懐かしくて土を求めたのではと思います。
 佐渡に来て、まず念願の畑をお借りしてトマトとなすとピーマンを育てました。今度は種からやってみようと思い、小さな種をプランターに蒔きました。親切な農家の方に教わりながら、初めての種からの栽培・畑体験です。種袋の半分を蒔いて一週間もすると、どんどん芽が出てきました。トマト・ナス・ピーマンの小さな芽が100本ずつ以上出揃いました。ちょっと多いと思いながらも、かわいい苗の一本一本が愛おしく一つずつ苗作り用のポットに植え替えしました。広い土の部屋に引越した苗はすくすく育ち、水遣りが楽しくて仕方ありません。人間と同じでみんな違う苗の成長に驚く毎日でした。いよいよ畑に植える日、玄関いっぱいに並んだ苗たちがKトラックに乗り込みます。農家の方には本当にお世話になり、畑の畝作りや肥料の選び方・撒き方・苗の植え替えの仕方も教えてくださりました。

朝日が差し込む国仲平野

 畑まで車で30分という距離だった為、真夏の水遣りは毎日することができませんでした。ところが、天気が続いて久しぶりに畑に行っても苗たちはぐんぐん育ち、たくさんの花を咲かせます。アパートでプランター栽培をやった時は、水遣りを怠けるとすぐに元気がなくなってしまったのに、畑ではどうも様子が違います。農家の人に聞いたら、土が雨を沢山含んでいて土の表面が乾いていてもある程度は作物が枯れずに元気でいるそうです。まちに待った収穫、次から次へと赤く実るトマト・みずみずしいナス・青臭くて新鮮なピーマンもう毎日畑に行かないと間に合わないくらいの大地の恵みを頂きました。今まで食べたことの無いような甘い味に感激し、台所にはあふれんばかりの野菜が並びました。本当に土って大きな力を持っているんだなぁと実感させてもらいました。畑でしゃがみながら土に触れた感触を今でも覚えています。長い時間をかけた分、種から大きくなった野菜においしさを感じたのだと思います。
 佐渡の自然の良いところは、求めればすぐ近くにあること。自給自足の先生がたくさんいること、自然暮らしが生活の一部になっていて、ほっとできる素晴らしい環境です。
| 環境 | 11:55 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
海洋深層水
海洋深層水をご存知ですか?
太陽の光が届かない、深さ200m〜300mより深いところの海水を言います。ミネラル豊富で、体にとても良いということで最近どんどん人気がでていますよね。佐渡・畑野多田地区には海洋深層水の分水施設があります。

金北山の雪景色


「佐渡海洋深層水でもっと島を盛り上げて行きたい」と夢を語り、後藤係長が施設を案内して下さりました。現在、佐渡で紫外線滅菌された海洋深層水は塩・豆腐・食パン・梅干・アイスクリーム・甘えび・そばなどたくさん食品に利用されています。一度、塩アイスクリームを食べたことがあります。さわやかでとってもおいしかったです。

また、お米にも利用し研究を重ねていらっしゃいます。海洋深層水でお米を炊くことから、田んぼに入れてお米づくりにも熱心に挑戦しています。

皆さんも街で海洋深層水を利用した食品に出会ったら
ぜひためしてみて下さいね。
| 環境 | 09:20 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
いろりを囲んで
佐渡で出会ったいろり。木のぬくもりが優しいですね。
写真のいろりは、米作り担当、伊藤のおじいちゃんの宝物。誇らしそうに語る顔が輝いていました。けやきの明るい色が素敵ですね。

けやきの囲炉裏
 
佐渡の自然は景色の良さだけでは無く、島民の生活にも息づいています。毎日の生活を営む住まいに、佐渡の木材を使うという方も数多くいらっしゃるようです。
いろりを囲んでじょんのびする暮らし。佐渡ならではですね。
| 環境 | 09:20 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP