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五右衛門風呂
 薪風呂を知っていますか?「湯加減いかがですか?」という言葉は昔、御主人がいい湯だな〜とお風呂に入って奥様が風呂焚き場の火の加減を見る、という情景を思わせてくれます。
 私が初めて五右衛門風呂を体験したのは佐渡に移り住む前の2000年11月2日でした。寒くて雪が少し降っていました。見ず知らずの私をおじいさんあばあさんは温かく迎えてくださりました。お風呂場は一見普通に見えましが、体の芯からぽかぽかと温まる柔らかさに感激しました。そのうち、だんだん熱くなってきて水を入れました。外は寒いのに、汗が出るほどあったかさがずっと続くのです。まるで水戸黄門時代に行ったような夢心地でふとんに入ると、湯たんぽがさりげなく入っていて優しさに包まれた佐渡の夜でした。

お風呂の焚き場

 写真は我が家の風呂焚き場です。嫁ぎ先のおじいちゃんとおばあちゃんのこだわりで、2年前に新しいお風呂になりました。前から五右衛門風呂だったのですが、やっぱり薪で焚きたいと思ったのでしょう。新しくなっても変わらずぽかぽかです。電気でお湯を出すこともできるので、古くて新しい大好きなお風呂です。
 先日はかりん風呂でぽかぽかになりました。かりんは黄色くて洋なしのような形をした香りの良い木の実です。五右衛門風呂の楽しいところは、温まるだけではありません。かりんを入れると、何もしなくてもかりんの実が踊るんです。風呂釜の下からごんごんと熱が加わるので、お湯が循環しているんですね。元気の出るお風呂は最高です。
 この風呂焚き場では夕方お母さんかおじいちゃんが火を焚きます。私は一度やらせてもらいましたが火がすぐに消えてしまいます。まだまだ修行が必要なようですね。夕ごはんの前に焚いて、お風呂に入る頃には木が炭になり優しい暖かさになります。
 現代はスイッチをポンと押せばお湯が出る便利な時代です。忙しいとつい便利な物を求めてしまいますが、昔の暮らしの知恵は忘れずにいたいものですね。おじいちゃんおばあちゃんから子ども達へと暮らしの知恵を受け継ぎ、心の豊かな日々の暮らしを大切にしていきたいものですね。
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